現在、賃貸アパートに住んでいます。
先日、カビの生えた壁紙の貼り替えを 材料費はオーナーさん持ちで許可してもらいました。
どうやってオーナーさんを説得したか、壁紙の貼り替え方法など一部始終をお話しします。
まず先にオーナーさんを説得した時の話をしたいと思います。
壁紙の貼り換えについては以下でご紹介しております👇
住んでいるアパートの現状
今住んでいるアパートは住み始めて7年です。鉄筋コンクリート造。築年数は40年以上とかなり古いです。悩みは以下の通りです。
・障子にはほぼ毎年カビが生える。
・5年ほど前から、北側の壁や天井、お風呂場、押入れの中の布団にカビが生える。
・2年前からリビングのフローリングや畳、ベランダに面した南側の壁、脱衣所もカビが生え始める。
・窓や窓サッシの結露が酷い。窓の傍の壁や鉄製の玄関扉も結露する。
・お風呂場にはいつもコバエが湧いてくる。
一番大きな悩みはカビです。現状を整理します。
カビが生えているところ
☆壁紙(洗面所・リビング・テレビ台の後ろ・窓の近く・脱衣所・台所、ベランダに面しているところ)
☆天井(・北の部屋の窓の上・リビングの角・トイレの角・玄関の角)
☆お風呂場(・シャワーヘッドのホース・プラスチック製の壁全体・床の目地)
☆押入れの中
☆窓の近くにある家具の床面
☆窓の近くの畳
悩み
・換気や結露に気を付けてもカビが生える。
・冬場の結露が酷い。
・梅雨の時期はカビ臭い。
・風呂場にコバエが発生する。
・カビの除去が完璧にできない。
我が家のカビ対策
①家具の配置は 窓から15センチ以上離す。
②冬場でも1日に何度も窓を開けて換気する。小窓はいつも開けておく。
③除湿剤を押し入れやトイレ、部屋の隅に置く。
④冬場に酷い窓・壁・玄関ドアの結露は 一日2~3回拭き取る。
⑤除湿機を各部屋にかける。
⑥石油ストーブからガスストーブに切り替え、結露を抑える。
⑦カビ菌を食べるバクテリアを、お風呂場・天井・押入れに設置する。
⑧お風呂場は使用後、お湯を壁と床にかけ、水で流し温度を下げる。
⑨窓には断熱効果があるプチプチを貼り、結露を抑える。
⑩定期的に防カビ燻煙剤をお風呂場に使用する。
⑪押入れの下の部分には、布団や布類を収納せず、すのこを敷く。
⑫障子には紙を貼らず、透明なアクリル板を代わりに付ける。
除湿機や除湿剤には 水がタンク一杯に溜まってビックリするほど。除湿機をフル稼働させる時期は、夏場のエアコン並みに電気代がかかっています。
ここまで頑張っているのに、どうしても、冬になるとカビが生え、目に見えるカビはエタノールで拭き掃除していますが、梅雨の時期は、カビの臭いがします。
引っ越しも考えていますが、予算や間取りの問題でなかなか良い物件に出会えません。
賃貸なので、壁紙をやり替えるなど好き勝手にいじる事は出来ません。でも黒カビは身体に悪いし、うちには小さい子供もいるので何とかしたい・・。
カビは、このアパートの構造のせいだと考えています。
不動産屋に電話で交渉を試みる
カビがどうしても気になって、同じアパートの友人に相談しました。
友人から、大家さんと折半でカビの生えた壁紙をやり替えてもらったと聞き、私も不動産屋に電話して、壁紙を何とかしてもらえないかと頼む事にしました。
カビの悩みで不動産屋に電話をするのは2回目です。4年前も同じようなカビに困っているという内容で電話しましたが、相手にされませんでした。
その時は、「アパートを出る時に、住んで6年以上住んでいたらクロスの価値は0なので気にしなかったらいいんですよ」とぶっきらぼうに言われて終わりました。その時は、もうこんなアパートなんて出てやると思ったのですが、良い物件に出会えないまま、ずるずると7年も住んでいます。
カビについて調べるときに、今のアパートの家賃状況もチェックしました。うちが払っているよりも家賃は5000円も安くなっていて、共益費が3000円値上がりしていました。
電話に出た不動産屋のSさん。
なんとも愛想が悪いです。「はいはい。またなにか?」という感じで、こちらの話を取り合う気はなさそう。
今回は食い下がらずに頑張りました。
前みたいに相手にされないのは嫌だったので、賃貸住宅の法律や契約書を見直して準備していました。
話した内容は以下の通りです。
・窓だけでなく壁からも結露してくること。
・換気を頑張っているのにカビが生えること。
・カビは身体に悪いのに 対処もできず、我慢して住み続けるのが嫌な事。
・6年住んでいるので壁の価値は減価償却で0なのだから、新しくやり替えてほしいこと。
・今の家賃では、他の人より多く払っていて損をしているので契約を変えてほしいこと。
・1階はカビが酷い状態になるので、そちらの負担で上の階に引越しさせてほしいこと。
今思えば、多少無茶なこんな内容の話を 出来る限り低い声でかなり怒って話しました。
言い返されても食い下がらずに交渉を続けているうちに、不動産屋Sさんの態度が変わってきました。
これはなだめないと不味いとでも思ったのでしょうか。
Sさんから、
「家賃の契約は、その時その時の状況で決まるために、あとから変える事は出来ない。」
「壁の価値は確かにないが、だからといってやり替えるということは前例にない。」
「契約を変えたければ、一度引越しして、他の階には別契約で住むしかない。」
「一応、状況把握のために一度家を見せてください。」
と返事が返ってきました。
「カビが凄いのは本当に困っているので、見たいならどうぞ。」
と怒ったまま返事をしました。
主人にそのことを話すと、私が怒られました。
「なんてめんどくさいことをしてくれたんだ!!」と。
でも、私は黒カビは身体に悪いし、カビだらけでお友達を家に呼ぶことも恥ずかしくてできないと主人に伝えました。
主人は、不動産屋には直す気もないのに、家を見に来るのが気に入らないと言います。
今の現状を見られて、文句を付けられ、もしアパートを出る時に敷金礼金以上に取られたら困るという心配もありました。
ネットで調べてみると、住んでいる時点で問題がある場合、住んでいる時に伝えておかないといけないと分かりました。退去する時に全て住人のせいにされることがあるそうです。
やはり、カビの状況は伝えておかないといけないと、まず主人を説得しました。
そのうえで、不動産屋が見に来る時に、私ひとりじゃ心細いから、どうしても主人に家に居てほしいと頼みました。
主人は決意し、不動産屋に電話をかけました。
「あなたたちは直す気もないのに、時間をわざわざ割かなくちゃいけないこちらの身にもなってください。」
「カビを何とかする気はあるんですか?」
「家を見せたら壁をやり替えてくれるんですか?」
と主人も静かだけれど怒り口調で話していました。
不動産屋からの返答があって、やはり一度部屋を見せる方向にはなったようでした。
しかもリフォーム会社の人が、直接見積もりにくるという話になりました。
これはひょっとすると カビを何とかしてもらえるのではないかと少し希望が出てきました!
そして数日後、リフォーム会社の人がカメラを手にやってきたのです。
この続きは次の記事へ・・
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