今回はカビの生えた壁を何とかしたいと交渉し、「リフォーム業者との対面＆見積もり」にまで行きついたところからお話しします。
お忙しい中、ご訪問下さってありがとうございます。
我が家は鉄筋コンクリート造の賃貸アパートに住んでいます。
先日、結露のせいでカビが生えてしまった壁紙の貼り替えを 材料費はオーナーさん持ちで許可してもらいました。
どうやってオーナーさんを説得したか、壁紙の貼り替え方法など一部始終をお話しします。
賃貸でもカビの生えた壁紙を何とかしたい！
②リフォーム業者との対面＆見積もり。
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リフォーム業者との連絡
リフォーム業者の人と連絡を取り、主人の休みに合わせて見積もりをお願いしました。
カビの原因を自分たちのせいだと言われては困るので、ホコリにも気を付け、掃除を念入りにしました。
リフォーム業者との対面
数日後、経験豊富そうな年配の男性がやってきました。腰の低い優しい方でした。
家の現状と困っている事を話すと、その業者さんは「それは申し訳ございません」と、大家さんではないのに何度も謝ってくれました。
私たちが換気に気を付けている事、掃除も丁寧にしている事を見て、「過失はありませんよ、カビの生えやすい構造が悪いんです。」と仰いました。
他の方のアパートの現状も何度も見てこられたそうです。
「壊れているところなどはありませんか？」と尋ねられ、経常劣化で割れたプラスチックの戸棚や、台所の取っ手、網戸の金具の破損、パッキンの外れなど、思いつく限りの補修が必要な場所を挙げました。
壁のカビだけでなく、他の破損箇所も話したことで、リフォーム業者さんが「随分我慢なさってきたのですね。我慢する必要なんてないんですよ。」と労わってくれました。それだけで随分救われた気がしました。
お風呂の床の状態もしっかりチェックし、私が指摘していないお風呂の目地もカビが酷いと教えてくれました。換気扇がなく、全開に開かない窓があるだけのお風呂なので、カビが生えるのも仕方ないと諦めていた箇所でした。
カビキラーでとれる範囲ではなくなっているので、カビだらけのシャワーヘッドのホースもやり替えて貰ったら良いですね。と追加で見積もりしてくれました。
壁は下の一部がカビにやられているのですが、貼り替えるなら１面全部するものだということで、角がやられているところは２面～３面丸々張り替えるという見積もりになりました。
「コバエの発生はお風呂の排水口にトラップがないせいでしょうか？」と主人が尋ねたところ、新たにトラップの設置の見積もりも追加になりました。
リフォーム業者さんは、指摘した箇所の記録とその写真を撮りました。
「見積もりをすぐに出し、不動産屋に伝えます。」と仰って帰っていきました。
所要時間は１時間半でした。
見積もりから２週間たっても連絡がない・・
リフォーム業者さんはあんなにしっかり親切な様子だったのに、２週間たっても、こちらには何一つ連絡が入りませんでした。
一体どうなっているのかと、しびれを切らした私は まずリフォーム業者に連絡しました。
リフォーム業者に連絡
見積もりの時にもらった名刺に書かれていた電話番号にかけ、あれから一体どうなったのか教えてほしいと頼みました。
もしかして、見積もりがまだ出ていないのではと心配になっていましたが、電話に出た業者さんは「あの日にきちんと提出させて頂きました。まだ連絡がありませんか？」と。
連絡が全くないことを伝えると、業者さんが代わりに不動産屋に確認をとると言ってくれました。やはり人柄の良い業者さんに安心しました。
不動産屋から連絡が入る
リフォーム業者さんに電話した日、しばらくして不動産屋から電話がかかってきました。見積もりは貰ったが、まだ大家さんから連絡がない。暫く待ってほしい。という内容でした。
そしてそれから１０日が過ぎ、どうなったんだろうと心配になったころ・・また不動産屋から電話がありました。
そして言われた言葉が
「私たちにもう一度見せてほしい」
だったのです。
主人も私も呆れてしまいました。リフォーム業者に現状を見てもらい、写真も撮ってもらったし、しっかりした見積もり書が出ていた筈です。
一体何故そうなったのかと問うと、
「見積額が高額なため、そんなに酷い現状なのか確認してこいと大家さんに言われた」そうです。
一体、見積もり額がいくらだったのかと主人が尋ねると、ざっと１８万と言われました。
私たちも見積もり額に頭がくらくらしました。もしお友達がしたように折半としても９万円。そこまで賃貸の家に払えない・・と思いました。
主人に聞かれました。そこまでカビ取りにこだわらないといけないのか。９万円も・・下手したら全額払えって言われたら払うのかと。
金額の大きさに、気持ちが萎えてしまいそうになりましたが、ここは交渉次第かと考え、私たちに過失はない。全面貼り換えなんて望まないから、せめてカビの酷いところだけでも取って欲しいと交渉していこうと考え、不動産屋が家に来ることを了承しました。
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