今回は、カビの生えた壁の貼り換えをお願いしたところ、不動産屋が直接見に来ることになったお話しです。
おはようございます。 お忙しい中、ご訪問いただきありがとうございます。
先日、鉄筋コンクリートのアパートの壁紙の貼り替えを 材料費はオーナーさん持ちで許可してもらいました。
どうやってオーナーさんを説得したか、壁紙の貼り替え方法など一部始終をお話しします。
壁紙の貼り換えについてはこちらから👇
不動産屋が来る前に・・
リフォーム業者さんの見積額が高額なため、不動産屋からもう一度現状を見せてほしいという連絡が来ました。こちらの都合とすり合わせて1週間後に訪問に来ることになりました。
事前準備に、家を大事に使っているアピールのため、ホコリを払い、カーテンを洗い、隅々まで念入りに掃除をしました。取れるカビは普段からカビキラーで掃除していますので、取れていない所をそのまま見てもらう事にしました。
不動産屋との直接対面の時
約束の時間11時過ぎに、初老の2人が訪問してきました。
アパートに住んで長い私たちは、この二人を何度かアパートの敷地内で見かけていました。一人は電話対応していたSさん。もう一人は宅建の資格を持っているMさんです。
二人はまず名刺を出し、こちらが怒っているのを察して、低姿勢で謝ってきました。
神妙な面持ちで、リフォーム業者さんが写真を撮った場所はどこかと聞かれたので、順に案内しました。リフォーム業者さんと同じように「あぁここにもカビが来ていますね」と相槌を打ちながら、写真を撮っています。ここで私は「掃除はとても気を付けているのに、この状況です。」と重ね重ね言いました。
一通り見終わった二人にお茶を出し座ってもらいました。「どうにかしてもらえるのでしょうか。」と主人が尋ねました。
不動産屋が言うには、
「見積額の満額をオーナーさんに出せというのはどうしても無理です。」
「オーナーさんは会社の事業として住宅の貸付をしています。こんな安い家賃で住まわせてやって感謝して欲しいと思っているんです。ワンマン経営の社長さんがうんと言う訳がありません。」
私は怒りを交えてこのように交渉しました。
「私はこんなに綺麗に住もうと頑張っているのに、このカビの状況はおかしい。構造上の問題だし、他のアパートの人もカビに困っているのは同じでしょう。現にカビが嫌だと、どんどん住人が引っ越して出て行っています。」
主人が付け足して
「他の空いている部屋を見てください。きっと同じようにカビが生えているはずです。」
不動産屋が答えました。
「空いている部屋にはカビは生えません。住人が住んでいなければカビは生えないんです。」
主人「本当ですか?」
不動産屋
「人が住んでいれば当然のように水を使います、炊事洗濯で蒸気が出るし、住んでいれば仕方のないことです。それでカビが生えるのは、まぁ仕方のないことです。」
私は怒り気味で言いました。
「でもこんなに気を付けてカビが生えるなんて、おかしいです。こちらには小さい子供も居て、このカビのある部屋で24時間過ごさないといけないんです。」
不動産屋
「分かります。綺麗に住んで頂いていることは一目瞭然です。入った瞬間にうわっと思う家は多いのに、とても丁寧に住まわれています。優秀です。」
ここで二人はそうだそうだと言い合って、怒っている私をなだめるため、褒める事にしたようです。
実際には、アパートの住人が出てもそのままにしてあり、新しく借りる人が見つかると壁や畳をやり替える為、汚いまま放置されているんですが、そこは深く追及しませんでした。
不動産屋は契約書を見せてきて
「契約でも書いてあるように、一般的に壁や室内の内装はすべて家主さんの財産なんです。構造だけオーナーさんの財産です。ですから、カビが生えた壁をやり替えるというのは、今まで前例がないんです。隣の棟はクロスの張り方が甘くて、剝れてきたため、全室やり直したのですが、それ位で・・。」
私「でも、同じ棟の友人は折半でクロスをやり替えて貰ったと言っていましたよ。」
不動産屋「そうなんですか?どこのどちらさんですか?」
私「同じ棟の○○さんです。」
不動産「そうですか、そこは確認をとってみます。」
ここで不動産屋が提案してきました。
「ところで、トイレの壁をご自身で貼られていますよね?」
主人、ちょっと焦って
「はい。子供たちが一部剥がしてしまったので、上から別の壁紙を貼らせてもらっています。出ていくときは剥がそうと思っていたのですが・・。」
不動産屋
「それは大丈夫ですよ、そういうこともありますよね。6年も経っているので、何をしても減価償却で価値0ですし、ここだけの話、クロスに何をしようが全然問題にはなりません。ただ、今回の件は費用が高額なうえ、オーナーさんに交渉し辛いんです。そこで、どうでしょう。材料費はこちらでもつので、ご自身で修繕をなさるというのはいかがでしょうか?やっぱりご自身の身はご自身で守らないと!オーナーさんは頼りにできません。」
主人&私「そういうことが可能なんですか?」
不動産屋
「なかなか自分で修繕される方っていらっしゃらないのですが、お宅様はご主人がそういうことがお得意なのではないですか?」
主人「えぇ、まぁ・・。」
主人はバイクいじりや車のメンテナンスを自分でするのが好きなので、いろいろな道具が部屋にあります。それを見て提案してきたのでしょうか。
不動産屋
「修繕は人件費が高いので、材料費だけなら安いんです。それならオーナーさんにご提案できます。もちろん、手間賃として材料費に少し上乗せしてもらっても大丈夫なので、早急に見積もりを出して頂ければ、こちらで話をまとめますよ。」
主人「水回りはちょっと出来るかどうか・・」
不動産屋「シャワーヘッドの取り替えは、実はとっても簡単なんですよ。大丈夫です。」
主人「そうですか。・・分かりました。材料費はこちらで計算してご連絡します。」
不動産屋「ありがとうございます。」
お風呂場にコバエが発生するという現象については、アパート全体の下水管の掃除が必要かもしれないそうですが、アパートの下水管が既に老朽化が進んでおり、高圧洗浄をすると管が破れて破損し大変なことになり、掃除が難しいということで、とりあえずこちらで排水口にトラップをつけるということで話が付きました。今は排水口が筒になっている状態で、下にストンと全部落ちていく構造になっています。
不動産屋と直接対面の結果まとめ
交渉が上手くいっても費用は折半になるかと思っていた壁紙の張替えが、自分たちですべて修繕をやるという流れになりました。
不動産屋は、私たちが引き下がる気がないことと、自分たちで修繕できるであろうという予測をしたのだと思います。自分たちで実際に貼り替えていたトイレの壁や、室内の管理状況、主人がもっている道具の多さを見て、そう判断したのかなと思います。
自分たちで修繕する箇所
・カビの生えているクロスを貼り替える。
・キッチンやお風呂場のパッキンの剝れをくっつける。
・経年劣化で破損している台所の取っ手を注文して取り付ける。
・シャワーホースの取り替え。
・排水口のトラップを取り付ける。
・網戸の留め具の修理。
ハッキリ言って、大家さんがしないといけない箇所の修繕まで引き受けている事には不満がありますが、カビの生えた壁を処分できることと、リフォーム業者が修繕に家に入ると家具の移動が大変ということもあり、自分たちですべてやれることはやろうと決めました。
別契約にして他の階に引っ越しをすることは、費用が自分たちになりそうで、その際に敷金礼金が返ってこないのではないかという心配がありました。主人がそれは面倒で嫌だと言っていたので、交渉時には言いませんでした。
不動産屋から聞いたカビ取り方法について
不動産屋から衣料用ブリーチで簡単にカビが取れるというアドバイスを受けました。
Sさんが実際に実践している方法として、お風呂場やシャワーホースにブリーチをまくと掃除をしなくてもカビが生えないというのも教えてもらいました。
カビキラーしかしてこなかった私には、驚きでした。衣料用ブリーチで早速カビ取りをしようと思いました。
しかしここから、まだオーナーとの対決が待っていました。
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